【投資】恐怖指数は株式売買の参考になる
こんにちは、こんばんは、がちゃです。
日本人はお金に関して義務教育で勉強することが少なく、自己学習するしかないのが現状です。
このブログではお金のリハビリ(マネ×リハ)ということで投資初心者の方や投資を始めようか迷っている方に向けて、一歩背中を後押しできる発信を目標に発信しています。
株式の相場には上昇トレンドのときもあれば、下降トレンドのときもあったり、最近でいえば新型コロナウイルス感染症が流行したときは株価が急落したりとそのときにより上がり下がりします。
リーマンショックや新型コロナウイルス感染症流行により全世界的に株価が急落する際に注目される指数があります。
それは恐怖指数と言われる「VIX指数」といいます。
【VIX指数とは】
VIX指数とはVolatility Index(ボラティリティインデックス)の略で、米国株の投資家の先行きに対する不安を示す「価格変動率指数」です。
今後先行きの値動きが荒くなると見る投資家が増えるとこの指数は上昇し、相場の値動きがあまりない安定している状況になるとこの指数は低下します。
つまりVIX指数が高いと投資家での不安が大きくなり、株価が暴落しやすくなります。
日本の株式市場は米国市場の影響を大きく受けますのでVIX指数に合わせたトレンドになります。
【VIX指数の基準】
VIX指数は市場が安定していれば「10〜20」の間で推移しますが、投資家の中で判断する基準は「30」となります。
「30」を超えてくると相場全体が急落する可能性が高くなります。
写真はS&P500とVIX指数を入れたグラフです。
実際にリーマンショック時には「89.53」、
新型コロナウイルス感染症の「83.56」と基準である「30」を大きく超え、それに連動するかのようにS&P500も株価が急落しています。
日経平均株価も2020年3月のVIX指数が上がったときには最安値1万6552円まで下げていました。
こうやってみるとVIX指数が上がると株価が急落することがわかると思います。
また元のVIX指数に戻るまでには数ヶ月かかっています。
【VIX指数を株式投資に生かす】
株式の売買でこのVIX指数を生かすには、
株式保有時にVIX指数が上がった場合には急落する前に早く売り、現金化することです。
そして株価が急落した後には必ず割安な個別株が多く出回ります。相場の混乱が落ち着けば株価は上昇していきますのでそのタイミングで購入することができれば利益を得ることができるということになります。
下がったときこそしっかりと現金を確保して購入していきましょう。
ただし多くの株が上昇するかというとそうではない場合もあります。
例えば今回の新型コロナウイルス感染症の場合では、日本航空などの航空関係、トヨタなどの車関係は一度下がってから浮上してくるまでかなりの時間がかかりました。
急落による影響が長引きそうかどうかの判断は慎重にしていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
VIX指数は株式市場の気持ちを素直に表していますので投資の参考にする指標のひとつとして使えると思います。
実際に私も新型コロナウイルス感染症のときには正直何買っても上がるバーゲンセール状態でありがたいことに資産を増やすことができました。
10年に1度は急落相場が訪れると言われていますし、今中国の不動産バブル崩壊による株価急落の危険性もありますので今後急落相場がきたときに対応できるよう知識を増やして資産形成につなげていきましょう。
これからもお金のリハビリ(マネ×リハ)として、投資初心者や投資を始めようか迷っている人に向けて有益な情報を発信していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。